登録と宅建士証

登録実務講習をうけて気付いた宅建の意義

登録実務講習をうけて気付いた宅建の意義

 

以前も書いたように、なんとなく自己啓発で宅建を受ける事にし、合格した後も、宅建士の仕事を探していたわけではない私ですが、

 

そういえば、なぜ宅建てこんなに難しいんだろう?
実務に本当に必要なんだろうか?

とか、なんとなく疑問に思ってはいました。

疑問に思いつつ、決まり事なので全てを勉強したわけです。

 

よくは知りませんが、不動産の仕事をしている人のイメージでは、そこまでの人間関係の法律の知識が要るようにも見えなかったのです。

 

そして、LECの登録実務講習を受ける事になって、初めて理由が分かったのでした。

 

登録実務講習を受ける前に見た教材のDVD、その講師の方のお話で、

なぜ宅建が国家資格なのか?

なぜ法律を勉強するのか?

という事に関しての説明がありました。

 

それでやっと理由がわかったのでした。

 

基本的人権の尊重

 

基本的人権とは、

「人間が人間として当然もっている基本的な権利」のこと。

そして「衣・食・住」が人間の大切な権限であること。

その中のひとつである「住」に関わる大切な業務であること。

それを守るために法律を勉強すること。

という事なのです。

 

なるほど~

と目から鱗でした。

 

そうですよね、

」=新居を購入する

という事は、人生の中で1番大きな買い物をする事になる人がほとんどです。

 

賃貸にしても、住む場所を決めるって、生活の中の大きな決断です。

 

そのお手伝いをするのが宅建士です。

 

だから「権利関係」の中の、あの法律の勉強が必要なわけです。

「権利関係」ではありとあらゆるパターンで、買主を保護するための法律を学びます。

これは勉強するうちに、自然に染みついていくようになっています。

「世の中はちゃんと細かい法律で、平等に成り立っているんだな」と思った記憶があります。

 

あと、一般的に難しいとされている宅建の資格、

努力して取ったであろう資格、

それを持っていることで、お客様に安心感を与えられるようにもなります。

 

 

そのことが分かってから、宅建士の仕事がとても魅力的なものに見えるようになりました。

もしこのDVDを見ていなかったら、ずっと宅建試験の意義が分からなかったかもしれません。

 

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