今年最後のTOEIC試験も終わり、そろそろ宅建士の資格をこの先どうするのか?について考え始めました。
さて、宅建は合格したらそれで終わりではありません。
宅建士になるには
初心者が宅建士として仕事をするなら、
ステップ① 登録実務講習を受け
ステップ② 宅建士の資格登録をして
ステップ③ 宅地建物取引士証を交付してもらう
という別々の3ステップがあります。
これには2~3か月ほどの時間と、まあまあの費用がかかります。
宅建試験の合格の資格は生涯有効なので、仕事をすぐに始める気がなければ、そのままでも良いと思います。
仕事に就く際に、登録のための費用を会社が負担してくれる、といったパターンも中にはあるようです。
しかし、宅建士証の交付が合格から1年以内であれば、もう1つのステップが必要なくなります。
合格からの流れ(未経験者と仮定して)
1年以内
合格→登録実務講習→資格登録→宅建士証発行
それ以降
合格→登録実務講習→資格登録→法定講習→宅建士証発行
法定講習とは、合格から1年を過ぎてしまった人や、宅建士証の更新の時に5年に1度うける講習ですが、
合格から1年以内なら免除になります。
法定講習には12,000円かかりますので、どうせ宅建士証を作るなら1年以内の方が良いですね。
ということで、まずは、不動産業界未経験で宅建に合格した人達は、登録実務講習を受けなければいけません。
それについては、国土交通省のサイトに載っていますが、多少分かりにくいです。
登録実務講習とは
2年以上の実務経験がない合格者が受けなければいけない講習です。
その講習を受ける事によって、宅建士として登録が出来るようになります。
2日間のスクーリングになります。
登録実務講習はどこで受けるのか
登録実務講習 実施機関一覧
実 施 機 関 | 備 考 |
株式会社 東京リーガルマインド | 全国にスクールがあり、日程も多い |
株式会社 日建学院 | ほぼ全国で開催される |
TAC 株式会社 | 全国にスクールがあり、日程も多い |
株式会社 総合資格 | ほぼ全国で開催される |
株式会社 九州不動産専門学院 | 福岡 |
株式会社 日本ビジネス法研究所(日本宅建学院) | 北海道、宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡 |
一般社団法人 TAKKYO | 東京、愛知、大阪、福岡、熊本 ※喫煙者と非喫煙者で受講料が違う |
一般社団法人 職能研修会 | 北海道、宮城、東京、神奈川、大阪、鹿児島 |
株式会社 Social Bridge | 大阪 |
株式会社 Kenビジネススクール | 東京、沖縄 |
一般財団法人 ハートステーション | |
株式会社 プライシングジャパン | 東京 |
株式会社 新潟県宅建サポートセンター | 新潟 |
住宅新報 | 東京、愛知、大阪、福岡 |
宅建ダイナマイト合格スクール株式会社 | |
株式会社 おおうら(自習室うめだ) | |
TOP宅建学院 一般社団法人 日本就職支援協会 | |
株式会社 SAサービス | 東京 |
※ 年度によって変更があるかもしれません。開催地も全てはわかりませんでした。詳しくは各ホームページでお確かめください。
ホームページによって、分かりにくい説明もありますが、有名な資格学校のサイトは親切に出来ています。
受講料は?
相場はだいたい22,000円です。
早期申込割引もあります。
中には15,000円とかもありますが、安い所はあっという間に定員数に達してしまうようで、合格したらすぐに申し込まないと間に合いません。
というか、速報で合格確実な人は、結果発表前に申し込みをして、それで満席になってしまうでしょう。
それに安い所は大きい都市にはありますが、地方では実施する機関自体も限られています。
日程も少ししかありません。
地方に住んでいる方は、急いで申し込みをした方が良いと思います。
色んな機関がありますが、喫煙者と非喫煙者とで料金が違う機関があって驚きました。
最近の傾向なんでしょうね。
有名な資格のスクールでは開催地も開催日もたくさんあり、余裕をもって選べそうです。
ということで、合格日からしばらく経ってしまった今、安い所はもう埋まっていました。
そして、有名な資格学校でも最初の早い日程のものは、もう満席になってしまっていました。
とりあえず1年以内に受ければいいので、ゆっくりと考えようと思います。
ステップ1 やっと登録実務講習をうける
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