9月15・16日に受けた登録実務講習。
その修了証が届いたのが、10月3日でした。
まだかまだかと待って3週間弱、けっこう時間がかかったなと思いました。
修了試験の点数などはなく、ただ終了した事だけ書かれた紙でした。
でも、ここからがまた複雑そうです。
それでは、次はステップ2の、宅地建物取引士の登録申請についてです。
簡単な流れ
- 登録実務講習(STEP1)
- 修了書
- 宅建士登録申請(STEP2)
- 登録終了
- 宅地建物取引士証交付申請(STEP3)
- 宅建士証届く
ステップ1 やっと登録実務講習をうける
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資格登録の準備を始める
1週間してそろそろ用意を始めようと、登録に必要な物を調べはじめました。
合格証書と一緒に送られてきた「ご案内 宅地建物取引士資格登録等の手続について」という冊子に、ひと通りの流れと、必要書類について書いてあります。
それと「都道府県別の登録等の手続について(〇〇都道府県)」という紙が入っていて、それぞれの合格者の都道府県別に、どこで申請するのかが書いてあります。
必要書類の形式については全国共通ですが、
申請場所はそれぞれの都道府県によって違う、
という事です。
「宅建士 登録 〇〇都道府県」とネットで検索すると、
それぞれの都道府県のサイトに「宅地建物取引士 登録申請」などど書いてあるページがあり、分かりやすく説明があります。
そのページに沿って用意した方が、分かりやすいと思います。
とりあえずそのページを全て印刷しました。
まずは必要な書類を把握しましょう。
そして、必要な申請書類のPDFをダウンロードし、2~3枚ずつ印刷します。
それぞれの記入例・作成例のPDFもダウンロードして印刷しました。
合格証書と一緒に送られてきた「手続きについてのご案内」の中に書式があるので、切り取って使っても良いようです。
または登録申請の窓口でもらって、その場で記入することもできます。
必要書類
資格登録に必要な書類と持参品
- 登録申請書
- 誓約書
- 身分証明書
- 登記されていないことの証明書
- 住民票
- 合格証書(原本とコピー1部)
- 証明写真(3.0×2.4)
- 登録実務講習 修了証
- 登録手数料 37,000円
1と2は都道府県のページからダウンロードして、自分で記入し作成します。
3~5はそれぞれの役所でもらってきます。
6~9は自分で用意するものです。
これだけの書類を用意しようと思うと結構大変です。ここが正念場だと思います。
1. 登録申請書
記入例を見ながら正しく記入しましょう。
当日はもしものために、用紙の予備とペンを用意して持っていきました。
2. 誓約書
これは日にちと名前だけなので、間違いはないと思いますが、いちおう予備を持っていきました。
3. 身分証明書
説明をよく見なかった自分が悪いのですが、勝手に運転免許証だと思っていました。
違います。これは公的機関で発行される、「成年被後見人及び被保佐人とみなされる者に該当しない旨の証明並びに破産者に該当しない旨の証明」というものです。
成年被後見人でも被保佐人でも破産者でもない事を証明する書類です。
本籍地の市区町村で発行されます。
各市区町村の役所でもらってきてください。
4. 登記されていないことの証明書
初めて聞いたものですが、成年被後見人及び被保佐人に該当しない旨の登記事項証明です。
法務局で発行してもらえます。
5. 住民票
本籍・続柄の記載は不要のようです。
念のため私は本籍入りと本籍なしと2枚用意しましたが、本籍なしでOKでした。
各市区町村の役所で発行されます。
6. 合格証書(原本とコピー1部)
大事な大事な合格証書、ちゃんとクリアファイルに入れて持ち歩きましょう。
提出するのはコピーのみです。
7. 証明写真
3.0cm×2.4cmで、6か月以内に撮影したもの1枚。
裏にやわらかい筆先のペンで名前を書きます(ボールペンは表にあとが付きます)。
登録申請書の左上に貼る写真ですが、記入ミスがあった時のために、最初から貼らずにスティックのりと一緒に持っていきました。
8. 登録実務講習 修了証
原本を出すので、コピーを取っておきました。
9. 登録手数料 37,000円
以上。
これらすべてが揃ったら、持参して提出するか、郵送するかですが、
各都道府県によって、提出先は色々のようです。
1日で全てまわるのは大変
こんな面倒くさい事は1日でいっきに終わらせてしまおうと、天気の良い日に1日で全てまわる予定を立てました。
- 前日までに用意できるものは用意して、
- 当日は最初に「証明写真」を撮って
- 役所で「住民票」をもらって
- 法務局で「登記されていないことの証明書」をもらって
- 指定された窓口へ全てを持って提出しに行く、
という計画を立てました。
しかし、これには間違いがありました。
10月16日 当日の行動
ジャケットを着て証明写真を撮りに行く
どうせなら宅建士証の写真にも使おうと、CDにしてもらえる店で撮りました。
意外に高くて3,080円かかりました。
区役所で住民票を2種類もらう
住民票1枚300円×2枚で600円。これは本籍地なしの住民票1枚で良いです。
こういった書類の有効期限は3か月です。余った住民票はそれ以降もう使うことはできません。
法務局へ行き「登記されていないことの証明書」をもらう
法務局の入口の案内に、どこの課で発行されるのかが書いてあります。
その窓口へ行き、置いてある申し込み用紙に記入し、300円の収入印紙を買い、申請します。
すぐに「登記されていないことの証明書」が発行されます。
法務局へ行くのも初めてでしたが、この書類を見るのも最初で最後でしょうね。
登録申請窓口へ行く
全ての書類を持って、申請窓口の事務所に行き、提出したところで・・・
と言われる。
よく確かめずに「身分証明書」=「運転免許証」だと思い込んでいた私は、免許証のコピーを入れていたのでした。
事務所の人に聞いて、区役所に戻ることになりました。
区役所で「身分証明書」をもらう
住民票と一緒にもらえばよかったのに、手間がひとつ増えました。300円でした。
登録申請窓口へ戻る
やっと全部の書類が揃い、無事提出できました。
登録手数料は37,000円です。
けっこうお金がかかる
朝10時から行動して、ランチをはさんで、全て終わったのは16時過ぎでした。
移動もたくさんあったし、身分証明書を間違えたのもあったので、意外と時間がかかりました。
初めて見る書類たち、写真を撮るのを忘れて、見本がないのが残念です。
お金も合計で41,280円かかりました。
それから証明写真と住民票1枚分ひいて、皆さんは最低37,900円かかるという事になります。
でもこれで手続きの山場は超えたと思います。
次は、宅地建物取引士証の申請です。
ステップ3 宅地建物取引士証の交付申請
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宅建合格から~宅建士証までの流れ《まとめ》と金額
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