宅建の合格が発表されたのが、2019年12月4日。
それから1年以内(2020年12月4日まで)に、宅地建物取引士証を申請しなければ、12000円払って法定講習も受けなければいけなくなる、
という事は分かっていたのですが、ついつい先延ばしになっていました。
ということで、
簡単な流れ
- 登録実務講習(STEP1)
- 修了書
- 宅建士登録申請(STEP2)
- 登録終了
- 宅地建物取引士証交付申請(STEP3)
- 宅建士証届く
この一連の流れで3か月はかかると逆算して、9月の登録実務講習に申し込みました。
ではステップ1の、登録実務講習についてです。
宅建合格から~宅建士証までの流れ《まとめ》と金額
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申込み
申し込んだのは7月末ですが、もうほとんど登録実務講習を行っている機関は少なくなっていました。
まだ月一で講習を行っていて、空きもあったので、LEC東京リーガルマインドで受ける事にしました。
2日間の講習で値段は22,000円でした。
LECでは全国24拠点で登録実務講習を行っています。
日程も豊富で、場所も交通アクセスのよい便利な所です。
この時期になってしまっては、もうここでしか受けられない感じでもありました。
東京リーガルマインド のページから場所と日程を選び、
「新規メンバー登録」をし(すでにマイページのある方はログインして)、
講座を商品として買い物かごに入れるシステムで購入します。
教材
7月24日に申し込んで、先に受講証が届き、8月1日に教材が届きました。
内容は、
- 登録実務講習 教材添え状
- 登録実務講習手引き・通信課程問題
- 登録実務講習テキスト(本編)
- 登録実務講習テキスト(資料集)
- DVD 1枚
結構な量です。
ちらっと見てしばらく放置していました。
そして時は過ぎ、9月になってやっと教材をあけて説明を読んでみました。
説明書では登録実務講習は、在宅での勉強、そして座学が2日間という事になっています。
テキストは分厚く文字ばかりで見る気になれず、また放置。
10日前
と思い、まずはテスト問題60問を解いてみました。
本番の修了試験は、8割正解しないといけないらしいです。
こんな問題、宅建のテキストでは見たことない気がします。
しかし、なぜか48問正解。
48/60でギリギリ8割の合格ラインでした。
分からなくても常識で考えてみる、というやり方でなんとかなったのでした。
9/13 2日前
やっとDVDを見ました。約3時間ありました。
登録実務講習って何なのかよく知らなかったのですが、
その名の通り、宅建士としての実務に必要な知識の習得。
なので宅建の試験の内容を踏まえての、実際の作業の予行演習をする事になるのです。
このDVDが思いのほか良かったというか、気付かされたことがありました。
登録実務講習をうけて気付いた宅建の意義
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結局、60問テストとDVDだけで、実際の講習を受ける事になりました。
きっと修了試験はこの問題から出るのだろうと思い、答えを覚えるようにはしました。
登録実務講習
9/15,16 講習日
2日間の登録実務講習を受けてきました。
1日10:00~18:00の間みっちりと講義があり、90分授業が続きます。
座りっぱなしは結構つらかったし、とても疲れました。
でも内容は濃くて、色々と勉強できて、充実したものになりました。
登録実務講習スクーリング タイムスケジュール
1日目
10:00~11:30 | 物件調査1(公簿等による調査 前半) |
休憩10分 | |
11:40~13:10 | 物件調査1(公簿等による調査 後半)・物件調査2(面接聞取り調査、現地調査) |
昼休憩60分 | |
14:10~15:40 | 物件調査3(生活関連施設調査) |
休憩10分 | |
15:50~16:50 | 物件調査4(法令上の制限調査)・価格査定 |
休憩10分 | |
17:00~18:00 | 媒介契約 |
2日目
10:00~11:30 | 不動産広告・現地案内・資金計画・条件交渉・売買契約書1 |
休憩10分 | |
11:40~13:10 | 売買契約書2・重要事項説明書1(前半) |
昼休憩60分 | |
14:10~15:40 | 重要事項説明書1(後半)・重要事項説明書2(前半) |
休憩10分 | |
15:50~16:50 | 重要事項説明書2(後半)・売買契約の締結、決済、引渡し |
休憩10分 | |
17:00~17:10 | 受験の注意事項説明 |
17:10~18:10 | 修了試験 |
内容はざっとこんな感じです。
実際の業務の手順のように、現地調査→交渉→重要事項説明→契約といったように進んでいきます。
当日、スクーリングの手引きと、演習ワークブックを渡されます。
テキストとテキスト資料集を見ながら、ワークブックに書き込んでいくといった進行方法です。
途中で試験に出る部分は教えてもらえるので、テキストに下線を引いていきます。
受講者は20人くらいいて、きっと私と同じように、ギリギリになって行動した人達なのかなと思いました。
学生が多かった気がします。
講師は1日ずつ違う方が担当でした。
実際に不動産の会社を経営している、プロの宅建士の方で、講義も分かりやすくてとても良かったです。
実際の現場でおこった話を織り交ぜての、楽しい授業でした。
主にここで学ぶことは、契約書の作り方。
登記簿や公図、地積測量図など、色んな書類を見ての契約書の書き方を、ひと通り学ぶものです。
これは宅建の勉強では全くやらなかった事で、より実務的な内容になっています。
全く難しくはないです。
と思いますが、いちおう通信講座〇〇時間みたいに決まってはいるようです。
DVDを観て、60問のテストを解いておけばよいかなと。
講義の中でテストに出る所は線を引くように、と教えてもらえるし、
真面目に講習を聞いていれば、ほぼ満点が取れるようなテストでした。
修了テストは正誤問題が20問くらいと、契約書を埋めていく筆記問題です。
ほぼ満点だとは思います。
これで試験に落ちるという人は、きっとボーっとして、授業を全然聞いていなかった人だと思います。
でもこの登録実務講習は、初心者が実際の業務につくためには、必ず習得する必要があります。
LECの登録実務講習を受けてみての感想
LEC 東京リーガルマインド で受けた登録実務講習は、かなり良かったと思います。
さすがは大手の資格学校、教室もきれいだし、教材や手際も良く、全てが完璧でした。
結果、ここで受けて正解だったなと思いました。
ステップ2 宅地建物取引士の資格登録の申請
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ステップ3 宅地建物取引士証の交付申請
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