試験とその後

初心者が独学で宅建に合格するには300時間が理想

030初心者が独学で宅建に合格するには300時間が理想

 

私の宅建の勉強時間は結局、80日間180時間でしたが、

これは全くあてになりません

 

合格の確率は10%程度だったと思います。

 

MONTH勉強時間累計時間
8月47.5時間47.5時間
9月58.5時間106時間
10月71時間177時間
動画視聴時間約3時間180時間

 

その期間かなり内容が濃かったとは思いますが、もっと余裕をもって臨みたかったです。

短期集中で3か月で勉強するのもアリだとは思いますが、キツイです。

試験が終わってみて、私の考える理想は、半年間で300時間です。

 

 

勉強期間と合計時間

 

半年で300時間の場合

300時間÷180日=1.66666… となりますが、

毎日出来るわけでもないので、週に1~2日休んで150日勉強したとしても

300時間÷150日=2.0 1日平均2時間です。

 

平日は1時間しか出来なくても、週末に1日4時間とか出来れば十分です。

週に12時間出来れば、半年で300時間は達成できます。

 

もちろん、300時間以上できればなおさら良いでしょうが、これくらいが限界でしょう。

私はパートや家事があったので、勉強は週に4~5日で、多い時は6時間、少ない時は1時間、と生活に合わせて空いた時間を利用しました。

 

 

なぜ半年なのか?

宅建の勉強にはモチベーションが大事です。

途中でいやになる事は当然あると思います。

やる気をキープするのに(あと記憶も)、半年が限界かなと思うのです。

 

私は3か月弱だったので、モチベーションが下がることなく、やる気が持続できました。これが1年とかあったら、きっとダラダラしてしまったと思います。それに内容も難しいので、いっきにやってしまわないと挫折するかもしれません。

 

中には真面目にコツコツ勉強を続けられる人もいるでしょう。それが出来る人は、1年間少しずつやっていくことも良いと思います。

仕事も家事もない学生の方だったら、3か月で余裕かもしれませんね。その場合、週に20時間くらいでしょうか。日ごろ勉強している若い方なら、合計200~250時間でも大丈夫だと思います。

 

 

計画

 

今回は

私はテキストをただ読み進めるのが苦手なので、ノートに簡単にまとめながら進めました。

なので時間がかかり、テキスト1周目は40日もかかってしまいました。

勉強期間の半分です。

 

そして次にテキスト2周目は、約1週間で読みました。

それから問題集にとりかかり、1周目は15日、2周目は8日、過去問で1日

最後の週で、予想問題3パターンと動画で追い込み、

といった、かなり計画性のない方法になってしまいました。

 

最初の計画

計画では

月/日勉強内容
8/1~8/31テキストを2回読む
9/1~9/20問題集を3周する
9/20~10/19過去問や予想問題をする
10/20試験日

でしたが、

実際は

月/日勉強内容
8/1~9/20テキストを2回読む
9/21~10/15問題集(その間に1日は過去問)
10/16~10/19予想問題と付録の解説動画、YouTube
10/20試験日

3か月しかないと思いながら、最初からエンジンをかけていない状態でした。

 

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勉強方法

 

理想の勉強方法

勉強を始める時期と確保できる勉強時間は、人それぞれ違います。

よし、受けよう!

と思った時が始める時ですが、

期間によって、理想の計画を立てておく必要があります。

 

試験まで6か月ある場合

5月テキスト1周目(じっくり読む)
6月テキスト2周目(1週間でさっと読む)、問題集にとりかかる
7月問題集(3回繰り返す)
8月過去問(最低10年分)
9月過去問を繰り返す
10月予想問題 模擬試験
第3日曜日試験日

 

これが理想です。

多分この通りにやればバッチリ、余裕です。

 

週に12時間、5月~10月の半年間で300時間やれば、ほぼ40点以上で合格できるのではないでしょうか。

 

テキスト1周目(じっくり読む)→ テキスト2周目(1週間でさっと読む)

は反対の

テキスト1周目(1週間でさっと読む)→ テキスト2周目(じっくり読む)

のどちらでも、自分に合わせた方法で良いと思います。先に全体的な内容をざっくりとつかみたい方は、後者で。

ただ、良く分からない事を延々と読んでいくのはツライものがあります。最初にじっくり読んでからある程度理解したものを、再度読んで確認作業をした方が効率が良い気はします。

 

教材

使うのはテキスト(参考書)問題集過去問題集予想問題集、の4冊で充分です。

15000円あれば足ります。

全て同じシリーズで揃えるのが使いやすいと思います。

時間が余れば、ほかのシリーズの予想問題集を買っても良いでしょう。

 

その際、法改正などがあるので、必ず今年用のものを買いましょう。

 

おススメは資格の学校から出版されているものです。

やはり資格のプロですから、至れり尽くせりの内容になっています。

 

テキスト(参考書)

基本的にテキストはさっさと読んで、問題集で勉強していく方が良いとは思いますが、テキストを読む速度は人によってさまざまです。

苦手な人は1か月かかってもいいし、すぐ読める人は1週間で読んで、問題集に移れば良いと思います。

 

読んでいてすぐ眠くなる人には、私のように出てくる用語をノートに書きながら進めていくのをおススメします。

漢字を覚えるくらいになれば、頭にも入っています。

ちなみに私は、どの用語の漢字も全部書けるようにしました。

内容をノートにまとめたりもしました。

読むのにかなり時間がかかりましたが、これで頭にしっかりと入ったようで、結果的に良かったのではないのかなと思います。

2回目を読んだときには、苦手分野以外は、かなり覚えている状態だったと思います。

 

問題集

1問ずつ解き、解説を読み、何が間違っているのか把握しながら進めましょう。

3周する頃にはほとんど正解すると思います。

どうしても間違える苦手分野は、YouTubeで動画を探してみて、理解を深める必要があると思います。

 

過去問題集

過去問をする時は、試験と同じように2時間でやりましょう。

そして答え合わせをした後で、1問ずつ解説を読んで見直していきましょう。

 

時間が許す限り過去問は何周しても良いと思います。

点数はその都度メモをとり、自分の進捗状況を把握しましょう。

ノートに表を作っておけば良いと思います。

 

私は時間がなくて、この過程を飛ばしてしまいましたが、過去問をすることは必須だと思います。

 

もしあと1か月あったらなぁ・・・

とずっと思いながら追い込みましたが、絶対に過去問題集をやったと思います。

 

予想問題集

これも当然、試験と同じ2時間で解きます。

予想問題集は1冊は買った方が良いと思います。

 

私がやった予想問題集「みんなが欲しかった!宅建士の直前予想問題集」は、かなり役に立ちました。

付録についていた「完全おさらいブック」には、要点がまとめてありますが、

メモ欄に自分が苦手な事を書いて、自分用にアレンジしましょう。

試験当日はこれ1冊持っていけば良いです。

 

模擬試験

私は受ける時間などありませんでしたが、1回は受けておきたかったと思います。

 

 

私もこの計画でやっていれば、きっと40点以上取れて、合格発表までドキドキすることもなかったと思います。

 

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試験まで3か月しかない場合

8月テキスト1周、問題集2周
9月過去問(最低10年分)
10月予想問題
第3日曜日試験

 

かなりキツキツです。

毎日4時間は勉強しないと、こなせない量です。

 

私はもう1回試験を受けるとしたら、3か月で合格する自信はないです。

キッパリ

 

3か月しかなければ、オンライン講座に頼ると思います。

サイトによってさまざまですが、だいたい2~5万円くらいでしょうか。

テキストを自分で読んで理解する手順を、講義で説明してもらえるのなら、その方が効率が良くて早いでしょう。

 

 

以上、宅建を受けるための理想の勉強方法でした。

もちろん個人差があるので300時間もいらないとか、全然足りないとかはあると思いますが、40点取って合格確実の安心できるレベルにまで達するには、300時間が目安かなと思います。

 

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